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基礎知識

【サバゲーの基本ルール】ゲームの種類とマナーも解説【初心者向け】

サバゲー中に『当たったんだからヒットコールしてくださいよ!』と訴えかける行為。

これ完全にアウトな発言というのはご存じでしょうか?

この記事では初心者の方にもわかりやすいように、サバゲーの基本的なルールとゲームの種類、マナーを紹介します!

読み終えるころにはサバゲーのルールとマナーを完全にマスターできる内容になっているので、初心者の人は特に要チェック!

サバゲールールの一覧

サバゲーのルールは「楽しく安全にサバゲーに参加できる」ようにそもそも作られています。ルールを守ってサバゲーを思いっきり楽しみましょう!!

っと、その前にサバゲーで最低限必要な服装と装備についてざっくりと紹介しますね。すでに知っている方は本題まで飛ばして読んでください。

服装編

  • 長袖長ズボン
  • 運動しやすい靴
  • グローブ
  • 帽子

装備編

  • ゴーグル、フェイスマスク
  • エアガン(電動ガン、ガスガン、エアーコッキングガン)
  • ニーパッド、エルボーパッド(ゲーム中膝を地面につくことが結構多く、BB弾を膝で踏むとめちゃ痛い)

サバゲーに必要な服装と装備について、もっと深く掘り下げた詳しい内容の記事も過去に書いています。

これだけあれば大丈夫!サバゲー初心者が用意すべき装備&服装セット

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それではサバゲーの基本ルールを解説していきます!

まずはヒットコールについて

ヒットコールとは

自分がBB弾に当たった時、両手を上に挙げて「ヒット!」と大きな声で周囲の人に自己申告すること。

ヒットコールをした時点でその回のゲームは速やかに退場します

ヒットコールをするべき時とは

  • 敵に撃たれた
  • 味方に誤射された
  • 自分で自分を撃ってしまった
  • 跳弾(※)に当たってしまった
  • 自分の装備品にBB弾が当たった

これらはすべて基本的にヒット扱いになります。
※跳弾に関しては各サバゲーフィールドのルールによる

サバゲーはヒット判定をする「審判」が存在しないため、ヒット判定は各自の判断に任せられています。

つまりヒット判定については完全に各自の判断にまかせられているということ!

そしてこれがサバゲーをフェアなスポーツとして成り立たせている重要なポイントになります。サバゲーが紳士淑女の遊びと言われている理由のひとつですね。

サバゲーでゾンビ行為はすぐバレる

ヒット判定で故意に不正すれば、周りのプレイヤーは意外とすぐに気が付きます。そしてこの不正行為をゾンビ行為と呼ばれ、サバゲー界でもっとも煙たがられる行為のひとつです!

ゾンビ行為をサバゲーフィールドのスタッフにバレれば最悪の場合「出入り禁止」になるおそれもあります。

とはいえ、わざとで無ければ仕方がないですよね。しかし、故意のゾンビ行為はとても悪質なので絶対にやめましょう。

レギュレーションとは

サバゲーフィールドではルールや規則のことを「レギュレーション」と呼びます。

レギュレーションの例

  • 0.20g弾使用時 初速92m/s以下
  • 0.25g弾使用時 初速82m/s以下
  • セミオートのみ
  • レーザーポインターの使用は禁止
  • フェイスマスクの着用は必須

などなど、フィールドごとに細かくレギュレーションが決められています。

「自分のエアガンやBB弾はこのサバゲーフィールドで使えるのかな?」などの疑問があれば、サバゲーフィールドに気軽に問い合わせてみましょう!

サバゲーでの跳弾のヒット判定について

壁に跳ね返ったBB弾に当たった時にヒット判定になるかどうかは、各サバゲーフィールドのレギュレーション(規則)によります。

屋外フィールドよりもインドアフィールドの方が跳弾がヒット扱いのレギュレーションが多い印象です。

ゴーグルの着用義務

全国のどこのサバゲーフィールドでも必ずゴーグルの着用義務があります。
その理由は簡単です。BB弾が眼球に当たれば失明などの大けがをする危険性があるからです。

サバゲーフィールドによってはシューティンググラスを禁止またはフェイスマスクの併用を義務化しているところもあります。

気になる方はサバゲーフィールドに問い合わせてみましょう。

関連記事これを選べば大丈夫!サバゲー初心者におすすめのゴーグル12選

関連記事【これ買い!】サバゲー初心者におすすめのフェイスマスク10選!

セーフティエリアでのエアガンの取り扱い

セーフティエリアは言葉の意味の通り、ゴーグルを外すことができる「安全な場所」であり休憩をする場所です。

ゲームフィールドからセーフティエリアに戻る時は次の5点の確認を必ず行いましょう

step
1
マガジンを抜く


エアガンのマガジン(弾倉)をまず抜きます。

step
2
3~4発カラ撃ちをする


カラ撃ち専用BOXへ向けて3~4発カラ撃ちをして弾がエアガン本体の中に残ってないかをしっかり確認する

step
3
セーフティを「ON」


カラ撃ち確認が終わったらエアガンのセーフティをONにする

step
4
セーフティエリア内に戻る

セーフティエリア内ではエアガンの銃口(弾が飛び出す部分)を他の人に向けない様に常に配慮する

事故ナシで楽しもう!

こうしたルールがあったとしても、セーフティエリア内での危険な事故が報告されています!

当たり所によっては失明や歯が欠けたりという危険性があります。自分が相手に怪我をさせてしまったらその日のサバゲーの気分はガタ落ちですよね。

加害者にならないように注意をして、事故は一切ナシで楽しみましょう!

暴言は禁止

『今のHITだろーが!このゾンビ野郎!』的な訴えかけ。

これ、実はゾンビ行為並みに完全にアウトです(笑)仮にこういった暴言を吐いた人は退場&出入り禁止になることも。

もし、あからさまなゾンビ行為を見かけたとしても、本人に直接言わず必ずスタッフに報告すること

スタッフに報告をしたなら、そのゾンビプレイヤーの処分についてはフィールドの運営側に任せておきましょう。故意のゾンビ行為が運営側にきちんと確認されればその人は警告を受けます。

それでも改善されなければ退場。
最悪は出入り禁止です。

サバゲーの対戦ルール11種類をご紹介【めちゃ面白い】

ここではサバゲーの対戦ルールについて紹介します。
今後サバゲーをするときの参考にしてみてはいかがでしょうか!

サバゲールールその① 殲滅戦(せんめつせん)

これこそが本当の「サバイバルゲーム」の名にふさわしいゲームルール。どちらかのチームが全滅するまで戦います。

制限時間が設定されていることが多いですが、無い場合もあります。

サバゲールールその② フラッグ戦

2チームに分かれて、制限時間内に相手の陣地のフラッグを敵チームよりもゲットすれば勝利。生き残り人数は関係なく、フラッグをゲットしたチームの勝利となるので、まさかの逆転勝利もあるスリリングな展開が期待されます。

フラッグはその名のとおり、実物の旗の場合がありますが、そうでない場合も多いです。
フラッグとして無線機がゲームフィールド内に設置されていて、その無線機を使って「赤チームフラッグゲット」などと言う風に運営に無線機で報告するスタイルもあります。
大きな音のなるブザーが設置されていてそれを鳴らせばフラッグゲット成立という風に色々な種類のフラッグがあります。

勝敗のポイントはチームで連携を取りながら、交戦の最前線をジリジリと敵チームのフラッグ方向へ進めていくことが大事です。戦略的な要素が高いゲームルールとなります。

サバゲールールその③メディック戦

メディック(medic)とは日本語で衛生兵を意味しています。
ヒットされて屍と化したチームメイトをメディック役が復活させることができるというゲームルール。
基本的には殲滅戦にメディック戦を足したようなゲームルールが多いです。

メディックが死体を生き返らせる方法はフィールドによって様々です。

  • メディックが死体の腕についているカウンターを30回カウントさせることで復活
  • メディックと死体がジャンケンをして、メディックが勝つと復活

などなど。ユニークな復活方法がチームメイト同士の一体感を高めます。

サバゲールールその④大統領戦


各チームの大統領を1人決めて、大統領がやられたらチームが負けになるゲームです。大統領役に選ばれた人は誰から見ても大統領役であることがすぐにわかるような目印を渡されるので、それを身に着けて行動します。

また、各陣地にフラッグを設置して、大統領のみが相手のフラッグを取得することができるという大統領フラッグ戦もあります。

基本的に大統領を護衛しながら相手の大統領をやっつけることができるかが勝利のカギになります。インドアサバゲーで

サバゲールールその⑤ スパイ戦

それぞれのチームからスパイ1名をクジで選んで敵チームに送り込みます。

その時、誰がスパイなのかはスパイ本人以外は誰も分からないようにクジなどで決めます。
お互いにスパイを配置したところで殲滅戦のゲームスタート。

ゲーム開始後に一定の時間が経つと、スパイが潜入先のチームメンバーをキルすることができます。
いったい誰がスパイなのか。。そういった推理力や心理戦も絡んでくる非常に複雑なゲーム。

一方で自分がスパイであることが敵チーム全員にバレた場合、近距離から集中砲火を浴びることになりますw

だからスパイは自分がスパイであることがバレないようにひとりずつ暗殺していかなければならないんです

味方の中に敵が潜んでいるので疑心暗鬼になります。異様な緊張感のあるゲームルールです!

サバゲールールその⑥復活戦

各チームごとに決められた回数分だけゲームに復活し、すぐに再参加できるゲームルールです。キルされたプレイヤーは自陣の復活地点に戻り、カウンターを1回押せば復活ができます!

参加人数にもよりますが、そのカウンターが50になれば復活ができないようになるといったように、復活回数に上限があります。

つまりこれは1チームにつき50回しか復活ができないということになります。カウンターが50まで回ったら、それ以降でキルされた人はそこでゲーム終了。

復活できずにセーフティエリアへ戻ることになります。そして最後まで生き残っていたチームの勝利となります。

チーム同士の戦力差が大きい場合は復活地点のギリギリまで攻め込まれることが多いため、復活をしてもその瞬間に撃たれてヒットということになってしまします。
これではゲームとして成り立たないので、サバゲーフィールドのスタッフから「相手チームの復活地点に近づきすぎないようにお願いします」と頼まれることもあります。

サバゲールールその⑦テロリストVS警察戦

籠城戦とも呼ばれたりします。
攻める側の警察チームVS守る側のテロリストチームという設定。

制限時間内に警察チームがテロリストチームの陣地内のフラッグをGETできれば警察チームの勝利。逆に、制限時間内にテロリストチームが自陣のフラッグを守るきることができればテロリストチームの勝利。

フラッグを守る側のテロリストチームは、自陣のフラッグ周辺のエリアから出ることはできません。

どちらかのチームが全滅してもゲーム終了です。

テロリストチームが待ち伏せをする形になるので基本的にはテロリストチーム側が有利です!

だからテロリストチームは全員セミオート(単発)にしたり、警察チームの一部の参加者をフルオート(連射)にしたりしてハンディキャップをつけゲームバランスを調整します。

サバゲールールその⑧ リアルカウント戦【特殊なサバゲールール】

エアソフトガンの弾数を実銃と同じ設定(リアルカウント)にするルールです。

つまり1マガジンあたりの弾数が20~30発ぐらいに制限されるので、今自分が何発撃っているかをかぞえながら撃たないとすぐに弾切れになります。

リロード(マガジン交換)のスピードやテクニックも大事になってくるといったリアル志向の強い対戦ルールです。

サバゲールールその⑨ ハンドガン戦【インドアサバゲーにおすすめのルール】

ハンドガンのみで戦うゲームです。交戦距離も短くなる上に、ライフル系と比べハンドガンは使用できる弾数も少ないです。
残弾数を意識しながらの攻防となるので、一発一発に重みが増して独特の緊張感があります。

サバゲールールその⑩ バトルロイヤル戦【少人数におすすめのサバゲールール】

出典: https://www.amazon.co.jp

ゲームPUBGでも最近人気のバトルロワイヤル。自分以外が全員敵同士という状況がものすごい緊張感を生みます。このルールでは自身の位置がバレないようにするのがポイント。もし仮に敵の背後をとっても、あえてしばらくその敵を泳がせて、他の敵と戦っている所を見守るのも楽しいですw このように漁夫の利を得る戦略なんかもこのルールなら使えます。緊張感のある駆け引きを楽しむことができる、少人数ならではの特殊なルールです。

サバゲールールその⑪ ナーフ(NERF)サバゲーのルール【特殊】


出典:https://www.air-sports-association.com/

NERFサバゲーは、ハズブロ社製のナーフというスポンジ弾を使った安全なサバイバルゲームです。

サバゲーと基本的なルールは同じですが、BB弾を使用していないから小さな子供でも安全に楽しむことができます。

親子でナーフサバゲーはいかがでしょう?

マナー編

サバゲーは紳士淑女のたしなみ。
審判がいないからサバゲーだからこそルールだけでなくマナーも守りましょう。

銃口を人に向けない&トリガーに指をかけない

セーフティエリアではもちろんのこと、ゲーム中の味方に対しても銃口を向けないようにしましょう。できれば銃口は画像のように地面に向けておくのがおすすめ

最大の理由は誤射による事故を防ぐためですね。

さらに、トリガー(引き金)に人差し指をかけるのは発砲する瞬間のみにしましょう。索敵(敵を探している)の時には画像のように人差し指を伸ばした状態にしておきましょう

この理由も誤射を防ぐためです。

人間はどうしても反射的に力の入ってしまうように作られているので、人差し指をかけたまま索敵をしていると、急に現れた味方に向けて誤射をしてしまうおそれがあるからです。

そういった理由から画像のように、銃口は下に向けてトリガーに指をかけないのがおすすめですよ。
良く見るとベテラン勢や上級者はそういう細かい部分がきちんと習得していたりするので、ゲーム中に上手な人たちをじっくり観察してみてくださいね。

【優しく撃つ】サバゲーでBB弾を喰らうとやっぱり痛い

経験のある方ならわかるかもしれませんが、完全に敵の背後を取った時どこを撃つか迷いますよね。

そんな時は頭部や肌の露出している部分などは避けて、「やさしく」撃ってあげましょう。痛そうな場所を撃つのはかわいそうなのでやめてあげましょうね(笑

敵の装備品なんかを気づくように何回か撃ってあげてもいいかもしれません。

しかし、これは中級者以上の人ができる余裕のあるプレーとも言えるので、初心者の人は迷ったときはどこでも良いのでひとまず撃ちましょうw

もし撃った時に相手が痛がっていたら「すみません、大丈夫ですか?」などと一言声をかけてあげれば十分。そういった気づかいがあれば、その後のサバゲーの雰囲気がとて~もいい感じになりますよ!

サバイバルゲームのルールとマナーまとめ

このように、サバゲーはみんなが楽しく、そして怪我無くプレーできるようにルールがあります。

そしてサバゲーには審判がいないので、参加者のみんなでルールを守ることで初めて成立する遊びです。この記事があなたのサバゲーを楽しむお力になれば幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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