皆さんぶっ放してますか?
管理人のおにっちです!
このページでは初心者さん向けに「ホロサイトって何?」という素朴な疑問から、ホロサイトの仕組み、種類、使い方といった様々な情報をまとめて解説してます!
ホロサイトのことを調べている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
ホロサイトとは?
ホロサイトとはアメリカのEotech社が販売している実銃用の光学照準器です。まあわかりやすくザックリと解説すると、近距離の銃撃戦で敵に素早く狙いを定めるために作られた照準器です。
ホロサイトの実物とレプリカの違い
実物 | レプリカ | |
---|---|---|
レティクル(光点)のシステム | レーザー | LED |
晴天時の屋外でのレティクル※の明るさ | かなり見えやすい | 普通 |
レンズの割れ、雪・泥・雨の付着時 | 使用可 | 使用不可 |
サイトを斜めから覗いた時の命中精度の変化 | 変化なし | 命中精度低下 |
価格 | 10万~20万円前後 | 3000円~10000円前後 |
ホロサイトの実物とレプリカ、この両者の大きな違いは
- レティクルの明るさ
- 価格
- 耐久性
この3点です。
ホロサイトとドットサイトの違いについて
ホロサイトとドットサイト、この両者の性能面における最大の違いとは
『ホロサイトの方がドットサイトよりもタフで耐久度が高いから実戦向き』ということになります。
軍隊や特殊部隊で採用されているのがホロサイトが多いのも納得ですね!
他にも色々な違いがあるのでその辺を深堀りしたホロサイトとドットサイトの違いをまとめたページを書いたのでもしよければ参考にしてみてください。
ホロサイトのブースターとは
ホロサイトの後ろにブースターと呼ばれるスコープ(望遠鏡)を取り付けることで、近距離戦だけでなく遠距離戦も対応できます。このように、あらゆる交戦距離に対応できるメリットがあります。
その反面、銃がすこし重くなってしまうのがデメリットでしょうか。
この点はサバゲーでとても重要なので自分の体力と相談をしながら検討をするのがおすすめ。
ホロサイトの使い方
ホロサイトを覗くと見えてくる光の模様(レティクル)を標的に合わせて、あとは引き金を引くだけ。
このようにホロサイトを使えば誰でも素早くかんたんに標的に弾を当てることができます。
上の画像のような原始的な仕組みのアイアンサイトとはちがい、ホロサイトは標的にレティクル(光点)を合わせるだけでOK。
つまりホロサイトは誰でも簡単に素早く狙い撃つことができる超便利な装備です!
上の画像のとおり、ホロサイトはスコープや望遠鏡のように何倍かに拡大されて映るわけではないんですね、つまり倍率は等倍(1倍)です。
接近戦が多いサバゲーでは、ホロサイトやドットサイトといった等倍の光学照準器がとても便利です。
もはやサバゲーで長物(ライフル系)を使うなら初心者さんには必須アイテムとなります。
その理由はゲームを有利に運ぶことができるからです!
ホロサイトに慣れてくると、サバゲーで相手を見つけて銃を構えたその瞬間にはもうすでに狙いが定まっているので、あとはトリガー(引き金)を引くだけ。かんたんに素早くHITが取れます。
一方、アイアンサイトでホロサイトやドットサイトのように使いこなすには相当な練習量が必要になります。
特にサバゲー初心者さんはホロサイトやドットサイトといった光学照準器はおすすめです。
アイアンサイトの利点ってあるの?
アイアンサイトの利点は一つだけ。
それは、
電池切れの心配が完全にゼロであるということ。
当然、ホロサイトやドットサイトといった光学照準器は電池が必要だからバッテリー切れを起こします。
一方で昔ながらの原始的な構造の照準器であるアイアンサイトは、電池に頼ることなくいつでも使うことができるので、その点では信頼のできるパーツと言えるでしょう。
しかし、ホロサイトやドットサイトの狙いやすさを知っていると、アイアンサイトを使う気には普通はならないと思います。(アイアンサイトの不便さをあえて楽しむ場合は別ですが)
なぜならアイアンサイトはホロサイトに比べて、狙い定めるまでにものすごく時間がかかるから。とにかく初心者さんはアイアンサイトよりもホロサイトやドットサイトがおすすめです。
中級者以上の人はチャレンジの意味合いも込めてアイアンサイトの不便さを楽しんでみても良いのではないでしょうか!
アイアンサイトの利点
アイアンサイトのデメリット
ホロサイトの電池切れ時は折り畳み式アイアンサイトでカバー!
ホロサイトをメインで使うけど、バッテリーが切れた時の為にアイアンサイトを併用した場合は、折り畳み式のアイアンサイトがおすすめですね。
ホロサイトの仕組みとは?
こちらの画像がホロサイトの内部の仕組みを様子。
全然わからん。
これが僕の正直な感想でした(笑
しかし、よ~く調べていく内に理解したので、初心者さん向けに超かんたんに解説すると
ホロサイトはレーザーを下から3回反射させて、レティクル(光点)をレンズに映し出しているということ。
ドットサイトの構造とどう違うのか?
上の画像がドットサイトの構造になります。
一方でよく比較されがちな、ドットサイトはLEDを上から1回だけ反射させてレンズにレティクル(光点)を映し出しています。
このようにホロサイトとドットサイトは内部の構造が少しちがいます。
ホロサイトとドットサイトの違いをまとめたページでは、上で紹介している両者の構造の違いとあわせて、皆さんの気になる値段や性能などを比較!
それぞれの特徴をくわしく知りたい方におすすめの記事となっています。
マウントレールとかマウントベースとかハイマウントってどういう意味?
なんかややこしそーですよね(笑)
しかし!
初心者の人にも分かりやすいように解説しますね!
マウントレールとは照準器の土台になるレール型のパーツの名前
上の画像のように、ホロサイト等の照準器を取り付けるための土台のレールがライフルの上部に備わっています、これをマウントレールと呼びます。
ちなみにマウントレール=マウントベースという認識でOKです!
ハンドガン以外のほとんどの銃にはマウントレールが備わっていますが、元から備わっていない銃もたま~にあります。
※出典:ウィキペディア
画像の『AK47』は銃本体の上部にマウントレールが標準装備されていませんね。レールが無いとホロサイトは基本的には装着できません。
しかし、AK47のようにレールが最初から無い銃の場合は、銃の上部に別売りのマウントレールを取り付けて、その上にホロサイトを装着することができます。
ハイマウントとは照準器の位置を高くすること
ハイマウントとは照準器のを載せる所の高さを高くするってことです。
ハイマウントの使い方としては、マウントレールの上にさらにハイマウント用のパーツを載せて使います。そして、ハイマウントの上にホロサイトやドットサイトといった照準器を載せて使います。
サバゲーでフェイスマスクを使う人にとって、ぶっちゃけハイマウントは必須です。
なぜなら、頬付けした時に光点と目線の高さ合わないから、まともに狙うことができない為です。
※次世代電動ガンのM4 CQB-Rで頬付け中の管理人 in OPERATION(大阪府)
上の画像のように、管理人はM4のマウントレールの上にドットサイトをハイマウント化して載せることで目線の高さを合わせています。
ハイマウントならフェイスガードを付けていても目線の高さが合うし頬付けがめっちゃしやすいですよ!
このタイプの製品は、ドットサイトとハイマウントがセットになっているから超便利。
ついでに性能はめちゃくちゃ高くて、晴れた日の屋外でもドットがバッチリ見えるし、防水機能があるから雨の日でも気にせず使えます!
とまぁ、話を戻すとサバゲーでフェイスガードを使って目線が合わない時はハイマウントするのがおすすめ。
ホロサイトのゼロインとは?
ゼロインとは照準器を狙い通りに位置に弾を飛ばすための微調整のことです。
ホロサイトはエアガンに載せてすぐに使えるというわけではなく、必ずゼロインという微調整が必要になってきます。
ゼロインなしでそのまま使うとどうなるか?レティクルの示している所にBB弾が跳んで行きません。
つまり狙った所にちゃんと着弾しないということ。
ホロサイトには縦方向と横方向にレティクルを移動させるためのダイヤルが備わっているので、それを使ってゼロインします。
しかしこのゼロインをするためのダイヤルが備わっていない、またはダイヤルはついてるけど「もうちょい右に移動したいのにもうこれ以上は調整できない」といった残念な商品が流通しています。
だから、あらかじめゼロインができる商品かどうかをメーカーに問い合わせたり、口コミをチェックしておきましょう。
ホロサイトをM4に載せる時の位置について
後ろバージョン
前バージョン
M4やカービン系の電動ガンにホロサイトを載せる時、前に載せる派と後ろに載せる派でわかれますよね!
それぞれ、どんなメリット・デメリットがあるのかについて、サバゲーガイドで徹底的に調査してみました!
【取り付け位置:後ろの方】の場合のメリット・デメリット
メリット
目とレンズの距離が近いのでレンズが大きく見える。だから見える範囲が広くなる。エアソフトガンを構えた状態でホロサイトを覗き込む角度がすこし変わったとしても、レティクル(光点)を見失いにくくなる。
デメリット
目とレンズの距離が近いのでホロサイトの本体や枠も大きく見えてしまう。それによって視界を邪魔する範囲も広くなってしまう。
【取り付け位置:前の方】の場合のメリット・デメリット
メリット
目とレンズの距離が遠いからホロサイト本体や枠が小さく見える。だから視界を邪魔する範囲が少なくなる。
デメリット
目とレンズの距離が遠いからレンズやレティクル(光点)が小さく見えるようになってしまう。エアソフトガンを構えた状態で目とホロサイトの角度がぴったりと合わないとレティクル(光点)が見つけられず、素早く狙い定めることができない。
M4でのホロサイト位置のまとめ
ホロサイトをM4の前の方の位置に取り付ける場合は、『正しく構えて狙って撃つ』という基本的な射撃の動作に慣れている必要がありますね。
ということで、サバゲーガイドは次のような結論にいたりました!
ホロサイトの位置まとめ
- 初心者は後ろの方の位置がおすすめ
- 中級者以上は前の方の位置でOK!
とはいえ最終的には好みの問題だから、初心者であっても前の方の位置に載せる方がカッコ良くて好きだと思う人は前の方に載せちゃいましょう!
前の方に取り付けても、しばらく練習すればきっとすぐ慣れます!
こんな感じで装備のカスタムを模索しながら楽しんでいきましょう。
乱視の人は注意!裸眼だとホロサイトのレティクルがボヤけるかも...
ホロサイトは複雑な光学技術を応用しているため、乱視の人が裸眼でレティクル(光点)を見るとにじんだりぼやけて見えたりします。
しかし、乱視の人でも乱視用メガネやコンタクトを使えばある程度はくっきり見ることができるという報告が上がっています。
だから乱視の人は眼鏡やコンタクトをつけてホロサイトを使いましょう。
ホロサイトの故障か、自分の目が乱視かをチェックする方法
もし、すでにホロサイトを持っていて、レティクル(光点)がボヤけて見えているけど、ホロサイトの故障か自分が目が乱視かの判断がつかない場合もあると思います。
そういう時はホロサイトのボヤけているレティクル(光点)をスマホのカメラで撮影してみてください。
裸眼で見た時にボヤけていたはずのレティクル(光点)が、スマホカメラではくっきりきれいに写っていればあなたの目は残念ながら乱視です。。
逆に、あなたの目にはボヤけて見えていたレティクル(光点)が、スマホの画面でもボヤけて写っていればホロサイトの故障です。。
どっちも嬉しくない。
とにかく!
乱視の人が裸眼でレティクル(光点)を見るとボヤけるかも、ということだけご注意を。
ちなみに裸眼や視力の低下が原因で、メガネとゴーグルを併用しているサバゲーマーも少なくないです!
そこで必ずテーマになってくるのが『レンズの曇り』。
サバゲーガイドではメガネユーザー向けにメガネに対応しているサバゲー用ゴーグルおすすめ8選!選び方も解説という記事で、曇り知らずの眼鏡対応ゴーグルのみを厳選して紹介しています。
もし、メガネに対応している曇り知らずのゴーグルを探している方はぜひ読んでみてください。
【メガネと併用できる】サバゲー用ゴーグルおすすめ8選【曇らない】
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ホロサイトがなくなる!?欠陥が発覚した件について
結論からいうと、
欠陥がありましたがアメリカ政府とEOTECH社は和解済み、ホロサイトはなくなりません。
この事件にどういう経緯があったのかというと、2000年代の中頃、EOTECH社のホロサイトが低温や湿度の影響でレティクル(光点)がズレてしまう問題が徐々に発覚していきました。
どれくらいズレるかを検証した結果、
『約 91 メートル離れた距離から撃った場合、 狙った場所から約15~30cmズレてしまう』とのこと。
戦場で人の生き死にがかかっている製品のため、シビアな精度が求められるにも関わらず、EOTECH社はアメリカ政府との大規模な取引を何とか契約したいからという理由で、EOTECH社はこの重大な欠陥をなんと黙認したまま契約までたどり着きます。
結果的に欠陥の黙認が発覚してしまいアメリカ政府は当然激おこ。
EOTECHは詐欺の疑いでアメリカ政府に訴訟される事態に。。
2015年末、最終的にはEOTECH社がアメリカ合衆国に対して約 31 億円の和解金を支払うことで和解することとなりました。
2001 年~2015年までのEOTECHのホロサイトの売上は約 29 億円。
んでアメリカ政府との和解金が約31億円。。
\お金が足りないZE! /
とまあ色々あったEOTECH社ですが(笑)
サバゲーで使う分にはぜんぜん問題のない範囲の欠陥だし実際にレティクルがズレた!といった報告は国内では聞いたことがないです。
まとめると、
EOTECHのホロサイトは日本のサバゲーで不動の人気であるというのが現状です。
最後にホロサイトのおすすめ7選をご紹介
今回は初心者さん向けにホロサイトの仕組み、種類、使い方などのホロサイトに関するあらゆることを解説しました。
当サイトではホロサイトのおすすめ商品を紹介しているページを公開しているので、ホロサイトの購入を検討している人はぜひ参考にしてくださいね!
長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございます!
これ買い!ホロサイト&ブースターおすすめ7選!レプリカ&実物紹介
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